“こうはな”の漢字の書き方と例文
語句割合
香花100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それよりは友さんも親族みよりのない人なら其の人の為には香花こうはなでも手向たむけた方が宜しい、またおっかさんもお前さんを女郎に売るとか旦那を取れとか、お前さんの厭な事をしろと云う訳はないから
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
冬のしのぎは斯う/\とすっぱり教えて、さて私のいえには身寄もなしばゝあよぼくれて居るから、私が命のないのちはお前さん私を親と思って香花こうはな手向たむけ、此処ここな家の絶えぬようにしてお呉んなさらんか
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
来てみると香花こうはなは始終絶えませぬから其処そこらが線香くそうございます。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)