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げんわく
ふりがな文庫
“げんわく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
眩惑
90.9%
幻惑
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眩惑
(逆引き)
私の
眩惑
(
げんわく
)
された眼は、われ知らず、姿見の深みを探つた。その
幻
(
まぼろし
)
の虚影のなかでは、何もかもが、現實より一層冷たく陰鬱に思はれた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
しかし喧騒、
咆哮
(
ほうこう
)
は、よく反響する絶壁に当って、何倍にもされながら、たかまりひろがり、
眩惑
(
げんわく
)
的な狂気にまでふくれあがった。
ヴェニスに死す
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
げんわく(眩惑)の例文をもっと
(50作品+)
見る
幻惑
(逆引き)
帆村探偵の自信は
俄
(
にわ
)
かにグラつきだした。彼は遂に、眼から入ってきた蠅男の姿に、
幻惑
(
げんわく
)
されてしまったのである。深い常識のために、推理の力を鈍らせてしまったのである。
蠅男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ただ、あなたのかおかたちの美しさに
幻惑
(
げんわく
)
されて、あなたを
騙
(
だま
)
そうとしているのです。あなたのこころが分るひとは自然のこころの分るひとだけです。自然のこころとは愛です。恵みです。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
げんわく(幻惑)の例文をもっと
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