“めまぐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
目眩80.0%
眩惑20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この四つが、目眩めまぐろしい火光あかりと轟々たる物音に、遠くから包まれて、ハッと明るい。お定が一生の間、東京といふ言葉を聞く毎に、一人胸の中に思出す景色は、恐らく此四つに過ぎぬであらう。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
この四つが、目眩めまぐろしき火光あかりと轟々たる物音に、遠くから包まれて、ハツと明るい。お定が一生の間、東京といふ言葉を聞く毎に、一人胸の中に思出す景色は、恐らく此四つに過ぎぬであらう。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
「ほんとに信州という国は、どこへ行ってもよい景色、眩惑めまぐるしいほどでございます。これから参るあなたの故郷おくにの木曽福島と申すところも、さぞよい景色でございましょう」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)