“けあな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
毛孔74.1%
毛穴22.2%
氣孔3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことに此のッといかりますと、毛孔けあなが開いて風をひくとお医者が申しますが、う云う訳か又く笑うのも毒だと申します。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
おぢさん「でもあのしるがすきなとりがあるとさ。そのとりると河馬かばはじつとして、あの毛穴けあななか黴菌ばいきんとりがとつてくれるのをまつてゐるんだつてさ。それがそのとり食物しよくもつなのさ」
前の場合には眼は殘酷な秋官しうくわんです、なさけ用捨もなく毛筋ほどのおもねりもありません、氣孔けあなひとつにも泣きたいほどの厭さがあつて、とてもたまらない不快いやな存在です。
鏡二題 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)