“くわんたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:クワンタイ
語句割合
驩待50.0%
欵待25.0%
緩怠25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
理髪師とこやの源助さんは、四年振で突然村に来て、七日の間到る所に驩待くわんたいされた。そして七日の間東京の繁華な話を繰返した。村の人達は異様な印象を享けて一同多少づゝ羨望の情を起した。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
「此頃は新橋ださうですね。若くつて綺麗ですから御無理もありませんけれどねえ。」お糸さんはこんなことを云つてしんから珍らしさうに欵待くわんたいした。
二黒の巳 (新字旧仮名) / 平出修(著)
奉行所へ召連めしつれ奉らんなどうへへ對し容易よういならざる過言くわごん無禮ぶれいとや言ん緩怠くわんたいとや言ん言語に絶せし口上かなかたじけなくも天一坊樣には
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)