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くろいでたち
ふりがな文庫
“くろいでたち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
黒扮装
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒扮装
(逆引き)
強
(
し
)
いて求めれば、ゆうべ
矢矧
(
やはぎ
)
の辺りで家中らしい
黒扮装
(
くろいでたち
)
の卑怯者を、二人も斬り捨てたので、それを取り上げて、何か難題を迫るのではなかろうか。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
からっけつの
尻端折
(
しりっぱしょり
)
、
笠
(
かさ
)
一蓋
(
いちがい
)
の
着
(
き
)
たッ
切
(
きり
)
雀
(
すずめ
)
と云うも恥かしい
阿房鳥
(
あほうどり
)
の
黒扮装
(
くろいでたち
)
で、二見ヶ浦に
塒
(
ねぐら
)
を捜して
浮舟
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
名は知らず、西洋種の見事な草花を
真白
(
まっしろ
)
な大鉢に植えて飾った蔭から遠くその半ばが見える、
円形
(
まるがた
)
の
卓子
(
テエブル
)
を囲んで、
同一
(
おなじ
)
黒扮装
(
くろいでたち
)
で
洋刀
(
サアベル
)
の輝く
年少
(
としわか
)
な士官の
一群
(
ひとむれ
)
が飲んでいた。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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