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くうどう
ふりがな文庫
“くうどう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
空洞
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空洞
(逆引き)
そして、
鉢
(
はち
)
の
下
(
した
)
は、みかん
箱
(
ばこ
)
の
大
(
おお
)
きさの
空洞
(
くうどう
)
で、つまり、
鉢
(
はち
)
の
下
(
した
)
に
何
(
なに
)
かをかくしておく
場所
(
ばしょ
)
ができているのであつた。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
根の間から生え出た
茸
(
きのこ
)
が、病衰した樹木の汁を吸って、それをしだいに
空洞
(
くうどう
)
になしていた。黒
蟻
(
あり
)
が朽木を砕いていた。
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
この物語られた世界をのぞいたとき、人は見た——内心の
空洞
(
くうどう
)
と生物学的な衰微とを、最後のせとぎわまで、世間の目から隠している、あの優美な自制を。
ヴェニスに死す
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
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