“きんぶさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
金総66.7%
金房33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
式部官が突く金総きんぶさついたる杖、「パルケット」の板に触れてとうとうと鳴りひびけば、天鵝絨びろうどばりの扉一時に音もなくさとあきて、広間のまなかに一条ひとすじの道おのずから開け、こよい六百人と聞えし客
文づかい (新字新仮名) / 森鴎外(著)
式部官が突く金総きんぶさついたるつえ、「パルケット」の板に触れてとうとうと鳴りひびけば、天鵝絨ビロードばりの扉一時に音もなくさとあきて、広間のまなかに一条ひとすじの道おのづから開け、こよひ六百人と聞えし客
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
まげにはあぶらつて上手じやうずけた金房きんぶさすこしざらりとして動搖ゆらめいた。巫女くちよせ漸次ぜんじうてくうちに
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)