“きわものや”の漢字の書き方と例文
語句割合
際物屋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
己れは来年から際物屋きわものやに成つてお金をこしらへるがね、それを持つて買ひに行くのだと頓馬とんまを現はすに、洒落しやらくさい事を言つてゐらあそうすればお前はきつと振られるよ。
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
前に書くのを忘れましたが、三丁目の大通りの角につるやという大きな際物屋きわものやがあります。春、凧と羽子板がすむと、すぐお雛さまにかかり、それがすむと五月人形にかかります。
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
れは來年らいねんから際物屋きわものやつておかねをこしらへるがね、れをつてひにくのだと頓馬とんまあらはすに、洒落しやらくさいことつてらあうすればおまへはきつとられるよ。
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)