“きよせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
巨船50.0%
虚譫50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六千四百とん巨船きよせんもすでになかばかたむき、二本にほん煙筒えんとうから眞黒まつくろ吐出はきだけぶりは、あたか斷末魔だんまつま苦悶くもんうつたへてるかのやうである。
只管ひたすら虚譫きよせんをのみ心とするは、そもそも情熱を解せざるの過ちなり。
情熱 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)