“きむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キム
語句割合
気六50.0%
奇夢16.7%
氣向16.7%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「世話をするって、ああ気六きむずかしくっちゃ、駄目ですよ。細君が可哀想かわいそうだ」
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
二 分娩ぶんべん奇夢きむ
母となる (新字旧仮名) / 福田英子(著)
氣向きむかねばとて、病と稱して小松殿が熊野參寵のともにも立たず、やゝもすれば、己が室に閉籠りて、夜更くるまで寢もやらず、日頃は絶えて用なき机に向ひ
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
あたかも學士が、師の問をおこすを待ちつゝ、これをあげつらはんため——これをきむるためならず——もだして備を成すごとく 四六—四八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)