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きぬひとへ
ふりがな文庫
“きぬひとへ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
絹一重
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
絹一重
(逆引き)
此
(
これ
)
が、もつと
奧
(
おく
)
へ
詰
(
つ
)
めて
張
(
は
)
つてあれば、
絹一重
(
きぬひとへ
)
の
裡
(
うち
)
は、すぐに、
御廚子
(
みづし
)
、
神棚
(
かみだな
)
と
云
(
い
)
ふのでせうから、
誓
(
ちか
)
つて、
私
(
わたし
)
は、
覗
(
のぞ
)
くのではなかつたのです。が、
堂
(
だう
)
の
内
(
うち
)
の、
寧
(
むし
)
ろ
格子
(
かうし
)
へ
寄
(
よ
)
つた
方
(
はう
)
に
掛
(
かゝ
)
つて
居
(
ゐ
)
ました。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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