“きつくつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
佶倔50.0%
佶屈50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山勢さんせいほとんど直立、くわふるに突兀とつこつたる危岩きがん路によこたはるに非れば、佶倔きつくつたる石南樹のたいさへぎるあり、し一たびあしあやまらんか、一てん忽ち深谷しんこくつるを以て、一行の両眼はつねそそぎて頭上の山頂さんてうにあり
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
眞淵が萬葉にも善き調あり惡き調ありといふことをいたく氣にして繰り返し申し候は世人が萬葉中の佶屈きつくつなる歌を取りて「これだから萬葉はだめだ」などゝ攻撃するを恐れたるかと相見え申候。
歌よみに与ふる書 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)