“がけみち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
崖道70.6%
崖路17.6%
崕道11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御用林を見廻りに出た途中、雪解の崖道がけみちから落ちて即死した。死躰は山で荼毘だびにしておろすから、遺族を山へ同行したい、ということであった。
ちくしょう谷 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
宿の二階から見あげると、妙義道みょうぎみちにつづく南の高い崖路がけみちは薄黒い若葉にうずめられている。
磯部の若葉 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
綱にて結びて𢌞らぬやうにし片輪のみにて落し下すに石にきしりて火花をいだす凄じさたとへていはんやうもなし又本山もとやま熱川にえがはの間なりし崕道がけみちくえて往來なり難きにより木曾川の河原へり川を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)