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がうふく
ふりがな文庫
“がうふく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
剛愎
80.0%
剛腹
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
剛愎
(逆引き)
実にこの煩悶を
有
(
たも
)
つこと少なからざりしなり、この煩悶の苦痛に
堪
(
た
)
へがたかりしなり、こゝに於てか権勢家の
剛愎
(
がうふく
)
にして暴慢なる制抑を離れて、別に一種の思想境を造り
徳川氏時代の平民的理想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
その
容子
(
ようす
)
をぢろぢろ眺めながら、
古法衣
(
ふるごろも
)
の袖をかきつくろつて、無愛想な
頤
(
おとがひ
)
をそらせてゐる、背の低い
僧形
(
そうぎやう
)
は
惟然坊
(
ゐねんばう
)
で、これは色の浅黒い、
剛愎
(
がうふく
)
さうな
支考
(
しかう
)
と肩をならべて、木節の向うに坐つてゐた。
枯野抄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
がうふく(剛愎)の例文をもっと
(4作品)
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剛腹
(逆引き)
其れに巨万の慰労金を貰つて国立劇場を隠退した俳優は
巴里
(
パリイ
)
市で興行することの出来ない規定があるのに、
剛腹
(
がうふく
)
と
我儘
(
わがまゝ
)
とを極めた性格の老優が其れを破つてサン・マルタン座へ出たのだから
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
がうふく(剛腹)の例文をもっと
(1作品)
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