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からぐるま
ふりがな文庫
“からぐるま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
空車
93.3%
空俥
3.3%
空腕車
3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空車
(逆引き)
鳥の羽音、
囀
(
さえず
)
る声。風のそよぐ、鳴る、うそぶく、叫ぶ声。
叢
(
くさむら
)
の蔭、林の奥にすだく虫の音。
空車
(
からぐるま
)
荷車の林を
廻
(
めぐ
)
り、坂を下り、
野路
(
のじ
)
を横ぎる響。
武蔵野
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
からぐるま(空車)の例文をもっと
(28作品)
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空俥
(逆引き)
車夫はろくに見知りもないものに大金を渡して平気でいる女の顔を今さらのようにきょときょとと見やりながら
空俥
(
からぐるま
)
を引いて立ち去った。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
からぐるま(空俥)の例文をもっと
(1作品)
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空腕車
(逆引き)
空腕車
(
からぐるま
)
を
曳
(
ひ
)
きつけて、
踞
(
しゃが
)
んで、畜生道の
狛犬
(
こまいぬ
)
見るよう、仕切った形、
睨
(
にら
)
み合って身構えた、両人とも背のずんぐり高い、およそ
恰好
(
かっこう
)
五十ばかりで骨組の
逞
(
たく
)
ましい、
巌丈
(
がんじょう
)
づくりの、彼これ車夫。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
からぐるま(空腕車)の例文をもっと
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