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空俥
ふりがな文庫
“空俥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
からくるま
50.0%
からぐるま
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からくるま
(逆引き)
私は暗い路ばたに
悄
(
しょんぼ
)
り佇んで、独り涙
含
(
ぐ
)
んでいたが、ふと人通りの途絶えた向うから車の
轍
(
わだち
)
が聞えて、
提灯
(
ちょうちん
)
の火が見えた。こちらへ
近
(
ちかづ
)
いてくるのを見ると、年の寄った一人の車夫が
空俥
(
からくるま
)
を挽いている。
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
空俥(からくるま)の例文をもっと
(1作品)
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からぐるま
(逆引き)
車夫はろくに見知りもないものに大金を渡して平気でいる女の顔を今さらのようにきょときょとと見やりながら
空俥
(
からぐるま
)
を引いて立ち去った。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
空俥(からぐるま)の例文をもっと
(1作品)
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空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
俥
漢検1級
部首:⼈
9画
“空”で始まる語句
空
空地
空虚
空想
空洞
空腹
空家
空気
空嘯
空手
“空俥”のふりがなが多い著者
小栗風葉
有島武郎