“かまもと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
窯元71.4%
竈元14.3%
釜元14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時東京の新聞などでは、九谷焼の窯元かまもとが全滅した、当分九谷焼を産出することは出来ぬだろうなどと書いていた。
九谷焼 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
曙井戸あけぼのゐどの茶碗に、近頃小さい乍ら傷が見えたので、お茶人の淺田屋總兵衞がお預りして懇意な竈元かまもと修繕なほしに廻す筈だつたのが、淺田屋の土藏の中で、何時の間にやら紛失して了つたのです。
明け釜元かまもと焚付たきつけ扨々昨夜ゆうべは危き事かなと一人いひつゝ吉之助初瀬留をもおこさんとしけるをり昨夜さくや喜八をとらへたる山田軍平は朝湯あさゆの歸り掛け煙草たばこかはんと喜八のみせ立寄たちよりしが未だおもてしまり居る故煙草たばこ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)