“かほたち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
顔立50.0%
容貌25.0%
顏立25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これまでは女中頭として世界第一等の顔立かほたちのやうに思つてゐたが、今見ると、花嫁として一番やくざ者のやうに思はれた。
清浦奎吾きようらけいご氏は持前の容貌かほたちが、頭は尖つてゐるし、眼は小さし、余りどつとしないので、せめて態度やうすにでもしつかりしたところが無くつちやと
彼の顏立かほたちは整つてはゐるけれどしまりがなく、眼は大きくて美しく出來てはゐるが、そこからは、意氣地いくぢのないぼんやりした人となりが覗いてゐる——少くとも私にはさう思へたのだ。