顔立かほたち)” の例文
旧字:顏立
むかし雄略天皇は狩のみちすがら三川に洗濯せんだくをしてゐる田舎娘を御覧になつて、「顔立かほたちのいゝ娘ぢや、大宮に召し抱へよう」
これまでは女中頭として世界第一等の顔立かほたちのやうに思つてゐたが、今見ると、花嫁として一番やくざ者のやうに思はれた。