“かふら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
甲羅77.8%
甲殻11.1%
甲良11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
錢形平次と子分の八五郎は、秋日和の縁側に甲羅かふらを並べて、一とき近くも無駄話を應酬あうしうして居たのです。
「なに、文久銭と蟹の甲殻かふらの他だつたら、味噌さへ附ければ、どんな物だつて食べられまさ。」
石疊いしだたみ穿下ほりおろした合目あはせめには、のあたりにさんするなんとかいふかに甲良かふら黄色きいろで、あしあかい、ちひさなのが數限かずかぎりなくむらがつてうごいてる。
星あかり (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)