“かのこと”の漢字の書き方と例文
語句割合
彼事100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其事そのこと彼事かのこと寂然じゃくねんと柱にもたれながら思ううち、まぶた自然とふさぐ時あり/\とお辰の姿、やれまてと手をのばしてすそとらえんとするを、果敢はかなや、幻の空に消えてのこるはうらみばか
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
相頼あひたのみたしと村中の者私しへ内談ないだん仕つりましたと申上るに越前守傳吉に向はれ其方役人に賄賂まいないつかひ村長に成又押領あふりやうとは何を押領せしと尋問たづねらるゝ傳吉只今憑司が申上しはみないつはりにて彼事かのことは村の杉の木を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)