“かくねん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
廓然50.0%
覚然25.0%
隔年25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然し其様そんなことを見ながらに終ったのではない、最期の時は人を去らせて、室内廓然かくねん、縄床に居て口に法花経ほけきょうじゅし、手に金剛の印を結んで、端然たんねんとして入滅したということである。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
もう年ごろ、五十ぢかいが、なお八坂やさかの古寺に住み、八坂の覚然かくねんといえば、名うてな悪僧じゃそうな。それが、まことの、清盛の父親だと、自分でいっておるのだからな
『叔父上は、覚然かくねんとやらいう男自身の口から、それをお聞き及びでござりましたか』
隔年かくねんうしひつじとり
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)