“おほあらし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大嵐66.7%
大暴風33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奧州のさる大藩の居城で、去年の大嵐おほあらしの爲に、石垣と天守が大破し、此儘に差置いては危險此上もない有樣なので、いよ/\何十年目かの大修復をすることになりました。
なみ江丸えまるさへ無事ぶじであつたら、わたくしうまかぢをとつて、ぐに日本につぽんまでおくつてあげるのだが、此前このまへ大嵐おほあらしばんに、とうとういそ打上うちあげられて、めちや/\になつて仕舞しまつたから
大暴風おほあらしうすずみ色の生壁なまかべにさくら許多ここだくたたきつけたり
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)