“おひちら”の漢字の書き方と例文
語句割合
追散100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いとなみ其後罷り歸り候節中仙道熊谷土手にて越後浪人新藤市之丞と申す夫婦のもの惡漢わるもの取卷とりまかれ難儀致し候を見るに忍びず某がし惡黨あくたう追散おひちらし夫婦を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
追散おひちらし私し方へ伴ひ立歸りしなり其ころは私し姉儀病死びやうし仕つりしにより節は私し方へ引取置候處九助とかほを見合せたがひに不思議の再會さいくわいを喜び候と言を聞れ大岡殿は扨々人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
たち私しは日蓮宗にちれんしう故十月會式ゑしきに甲州身延山みのぶさんへ參詣のもどり瀬戸川迄歸り來りし時盜賊たうぞく出會であひし旅人難儀なんぎてい故見兼まして其盜賊たうぞく追散おひちらし私し儀さいは旅籠屋はたごやの事に付右の旅人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)