“おきもの”の漢字の書き方と例文
語句割合
置物100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ホウ、君はそこの床(とこ)の間(ま)にポツンと載(の)っている変な置物(おきもの)に目をつけておいでのようですな。そうです、君の仰有るとおり、それは加減蓄電器(バリコン)の壊(こわ)れたものなのですよ。
壊れたバリコン (新字新仮名) / 海野十三(著)
ちらりと磯吉を見て、マスノもやはりあとをいわずに床(とこ)の間(ま)を指した。そこにはハガキ型の小さな額縁(がくぶち)にいれた一本松の下の写真が、木彫(きぼり)の牛の置物(おきもの)にもたせかけてあった。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
それは、死(し)ぬだろう。しかし、もう置物(おきもの)にされて古(ふる)いのだから、あてにならんが、それより、もっとおそろしい毒薬(どくやく)を見(み)たことがあるよ。ただ見(み)ただけでは、つまらん白(しろ)い粉(こな)さ。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)