“おおなんじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大汝100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三千米以上の高距を有することは疑いを容れない(立山の三角点は標高二千九百九十二米であるが、雄山おやまそれよりも十四、五米高く、大汝おおなんじは更に五米程高い)
黒部峡谷 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
白馬——唐松からまつ——五龍——鹿島槍かしまやり——はり——蓮華れんげ——烏帽子えぼし——野口のぐち五郎——三俣蓮華みつまたれんげ——黒部くろべ五郎——かみたけ——楽師やくし——鷲岳——雄山おやま——大汝おおなんじ——別山べっさん——剣……といったような計画を
可愛い山 (新字新仮名) / 石川欣一(著)
しかし比較的幅のあるそして長い頂上——夫も決して平板単調ではない——就中なかんずく大汝おおなんじの附近に三々又五々、ほしいままに横時縦錯せる巨岩の堆積は、山頂稀にる荒寥跌宕てっとうの風物でなければならぬ。
黒部川奥の山旅 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)