トップ
>
おおなまず
ふりがな文庫
“おおなまず”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大鯰
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大鯰
(逆引き)
笠鉾の上には
金無垢
(
きんむく
)
の
烏帽子
(
えぼし
)
を着用いたしました
女夫猿
(
めおとざる
)
をあしらい、赤坂今井町は
山姥
(
やまうば
)
に
坂田金時
(
さかたのきんとき
)
、芝
愛宕
(
あたご
)
下町は千羽
鶴
(
づる
)
に塩
汲
(
く
)
みの引き物、四谷大木戸は
鹿島
(
かしま
)
明神の
大鯰
(
おおなまず
)
で、弓町は大弓
右門捕物帖:05 笛の秘密
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
出立の日
重井
(
おもい
)
の発言によりて
大鯰
(
おおなまず
)
の料理を命じ、
私
(
ひそ
)
かに大官吏を暗殺して内外の福利を進めんことを祝しぬ。かくて午後七時頃神戸行きの船に
搭
(
とう
)
ぜしは古井、稲垣および妾の三人なりき。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
「半助さん……」ここで踊屋台を
視
(
み
)
た、昼の姿は、鯉を遊ばせた
薄
(
うす
)
もみじのさざ波であった。いまは、その跡を慕って
大鯰
(
おおなまず
)
が池から
雫
(
しずく
)
をひたひたと引いて襲う
気勢
(
けはい
)
がある。
怨霊借用
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おおなまず(大鯰)の例文をもっと
(6作品)
見る