“おおせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仰付70.4%
仰附25.9%
抑付3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
事の真偽しんぎは知らぬが、明治の初年ごろに西郷さいごうはじめ維新の豪傑連ごうけつれんがはじめて御陪食ごばいしょく仰付おおせつけられたことがあったという。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
いずれも忠信の者どもにそうろうあいだ御回向ごえこうをもなされくださるべく候。その場に生残り候者ども、さだめて引出され御尋ね御仕置にも仰附おおせつけらるべく、もちろんその段人々にんにん覚悟の事に候。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
その後の帝紀御撰述、諡号しごう御定め等、勅諚ちょくじょうにて学習院に抑付おおせつけられたき事なり。もっともこれは書籍と人物と大いに学習院に集りたる上の事なり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)