“諡号”の読み方と例文
読み方割合
しごう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
諡号しごうして聖武天皇といふ。武は内乱の鎮定であるが、聖は神武の聖徳をつぎ、それにも劣らぬ天下興隆の英主としての聖の字であつた。
道鏡 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
その後の帝紀御撰述、諡号しごう御定め等、勅諚ちょくじょうにて学習院に抑付おおせつけられたき事なり。もっともこれは書籍と人物と大いに学習院に集りたる上の事なり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
開天行道肇紀立極大聖至神仁文義武俊徳成功高かいてんこうどうちょうきりつきょくたいせいししんじんぶんぎぶしゅんとくせいこうこう皇帝の諡号しごうそむかざる朱元璋しゅげんしょうあざな国瑞こくずいして、その身は地に入り、其しんくうに帰せんとするに臨みて、言うところ如何いかん
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)