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おいき
ふりがな文庫
“おいき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
老木
85.3%
老樹
14.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老木
(逆引き)
されど路傍なる梅の
老木
(
おいき
)
のみはますます栄えて年々、花咲き、うまき実を結べば、道ゆく
旅客
(
たびびと
)
らはちぎりて食い、その
渇
(
かわ
)
きし
喉
(
のんど
)
をうるおしけり。
詩想
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
鼓子花
(
ひるがお
)
さへ草いきれに色褪せて、砂も、石も、きら/\と光を帯びて、松の
老木
(
おいき
)
の梢より、糸を乱せる如き薄き煙の立ちのぼるは、
木精
(
こだま
)
とか言ふものならむ。
紫陽花
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
おいき(老木)の例文をもっと
(29作品)
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老樹
(逆引き)
時をおき
老樹
(
おいき
)
のしづく落つるごと靜けき酒は朝にこそあれ
樹木とその葉:16 酒の讃と苦笑
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
一本の柿、三本の栗、
老樹
(
おいき
)
の桃もあちこちに、夕暮を涼みながら、我を迎うる風情に
彳
(
たたず
)
む。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おいき(老樹)の例文をもっと
(5作品)
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