“うめのや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
梅廼屋50.0%
梅乃家50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和尚をしやうさん、こゝにある団扇うちは長川谷町はせがはちやう待合まちあひ梅廼屋うめのや団扇うちはですか」「左様さやうです」「梅廼屋うめのや此方こちら檀家だんかでございますか」
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
といふのは梅廼屋うめのや落語社会らくごしやくわい寄合茶屋よりあひぢややでございますから……「有難ありがたうございます、どうか御囘向ごゑかうを願ひます、また参詣おまゐりいたします」とつて
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
だい一に塩原多助しほばらたすけと深くつてある。石塔せきたふうらには新らしい塔婆たふばが立つてゐて、それに梅廼屋うめのやと書いてある。
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
それじゃ家名は何だと推返おしかえすと、知ませんよと芸妓げいしゃは冷かに受けて銚子を取り、お酌/\と突附たが彼男が名札を下へ置ぬので、くどいのねあなたは、梅乃家うめのやですよサアお酌と
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)