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うすひげ
ふりがな文庫
“うすひげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
薄髯
57.9%
薄鬚
21.1%
薄髭
10.5%
微髭
10.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薄髯
(逆引き)
校長は
薄髯
(
うすひげ
)
のある、色の黒い、目の大きな
狸
(
たぬき
)
のような男である。やにもったいぶっていた。まあ精出して勉強してくれと云って、
恭
(
うやうや
)
しく大きな印の
捺
(
おさ
)
った、辞令を
渡
(
わた
)
した。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
うすひげ(薄髯)の例文をもっと
(11作品)
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薄鬚
(逆引き)
くるしいの、淋しいの、乱雲が湧き立ったのという
気障
(
きざ
)
な言葉は、見どころのある男子の口にせぬものです。とても本気では聞いて居られぬ言葉です。もう
薄鬚
(
うすひげ
)
も生えているのに、情無い。
新ハムレット
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
うすひげ(薄鬚)の例文をもっと
(4作品)
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薄髭
(逆引き)
鼻下に
薄髭
(
うすひげ
)
を
生
(
は
)
やし、私より少し年上のように見えたが、でも、緑線を附けた医専の角帽はまだ新しく、帽子の
徽章
(
きしょう
)
もまぶしいくらいにきらきら光って、たしかに今秋の新入生に違いなかった。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
うすひげ(薄髭)の例文をもっと
(2作品)
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微髭
(逆引き)
山田はこう云って
食卓
(
ちゃぶだい
)
越しに眼をやった。三十前後の
微髭
(
うすひげ
)
の生えた
精悍
(
せいかん
)
な眼つきをした男が坐っていた。
中古
(
ちゅうぶる
)
になった
仙台平
(
せんだいひら
)
の
袴
(
はかま
)
の
襞
(
ひだ
)
が見えていた。
雨夜続志
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
うすひげ(微髭)の例文をもっと
(2作品)
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