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薄鬚
ふりがな文庫
“薄鬚”の読み方と例文
読み方
割合
うすひげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすひげ
(逆引き)
『なにしろ近頃非常に沈んで居られるのは事実だ。』と尋常四年の教師は、
腮
(
あご
)
の
薄鬚
(
うすひげ
)
を掻上げ乍ら言ふ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
くるしいの、淋しいの、乱雲が湧き立ったのという
気障
(
きざ
)
な言葉は、見どころのある男子の口にせぬものです。とても本気では聞いて居られぬ言葉です。もう
薄鬚
(
うすひげ
)
も生えているのに、情無い。
新ハムレット
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
翁は
薄鬚
(
うすひげ
)
を
生
(
はや
)
した口元に笑を含ませ
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
薄鬚(うすひげ)の例文をもっと
(4作品)
見る
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
鬚
漢検1級
部首:⾽
22画
“薄”で始まる語句
薄
薄暗
薄紅
薄明
薄暮
薄縁
薄荷
薄闇
薄汚
薄氷
“薄鬚”のふりがなが多い著者
島崎藤村
永井荷風
太宰治