“いんげんまめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:インゲンマメ
語句割合
隠元豆90.0%
隱元豆10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
形容して見ると紫色の蒸羊羹むしようかんの奥に、隠元豆いんげんまめを、いて見えるほどの深さにめ込んだようなものである。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
中身には御飯の上に煎鶏卵いりたまご海苔のりをかけて、隠元豆いんげんまめのおかずに、味噌漬がはいっている約束になっていたのだ。
第三十三 隠元豆いんげんまめのスープ も前のに似たものでよく湯煮ゆでた隠元豆を裏漉しにして大匙五杯ほど一合のスープへ加えます。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
この男バナナと隠元豆いんげんまめを入れたる提籠さげかごを携えたるがえりしるしの水雷亭とは珍しきと見ておればやがてベンチの隅に倒れてねてしまいける。
東上記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
この爺さん、平生は一週に一度、一週間分の炊事をするだけだが、今日は、にんじんのために、隠元豆いんげんまめの大鍋を火にかけ、それに、ラードの見事なかたまりをほうり込む。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
それがはじすこかこつて青紫蘇あをぢそ、ゑぞぎく隱元豆いんげんまめつるなどをたけのあらがきからませたるがおりき所縁しよゑんげん七がいへなり
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)