“いろと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イロト
語句割合
60.0%
妹媛20.0%
弟妹20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここにそのいろせ火照の命その鉤を乞ひて、「山幸もおのが幸幸。海幸もおのが幸幸。今はおのもおのも幸返さむ」といふ時に、そのいろと火遠理の命答へて曰はく
二十四の若い身ぞらで、年端もゆかぬ皇子みこ皇女ひめみこを残して世を去るのは、なんとしても辛かつたらうと思ふ。あれは妹媛いろとの菟野とはちがつて、どこか淋しいところのある気の弱い女だつた。
春泥:『白鳳』第一部 (新字旧仮名) / 神西清(著)
帰らなむ父と母とのますところ妻と弟妹いろとむつびあふ家
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)