“いひつたへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
云傳50.0%
伝説50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔より云傳いひつたへたりまた里人の茶話ちやばなしにもあしたに出る日ゆふべに入る日もかゞやき渡る山のは黄金千兩錢千ぐわんうるしたる朱砂しゆしやきんうづめありとは云へどたれありて其在處ありどころ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かう言ふものは、すべて伝説いひつたへと呼ばれます。この伝説は何処の国でもあるものでして、かうやつて、あとから生れてくるものに次々と語りきかされ、昔のままで残つてゐるものなのです。
果物の木の在所 (新字旧仮名) / 津村信夫(著)