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いたがこい
ふりがな文庫
“いたがこい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
板囲
83.3%
板圍
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
板囲
(逆引き)
道庵と与八とは土間の程よいところに陣取って、与八は郁太郎を
卸
(
おろ
)
して膝にかかえ、物珍らしそうに、この大きな小屋がけの天井から
板囲
(
いたがこい
)
いっぱいになった見物人の方をながめて
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その頃の宮城前の馬場先一帯は大きな、草
茫々
(
ぼうぼう
)
たる原っぱになっていて、昼間は兵隊が演習をしていた。夜は又半出来のビルデングや建築材料、
板囲
(
いたがこい
)
なんぞの間を不良少年少女がうろうろする。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
いたがこい(板囲)の例文をもっと
(5作品)
見る
板圍
(逆引き)
何
(
なに
)
がつて、こんなところに
何
(
なに
)
か
惡
(
わる
)
いことでもした
人間
(
にんげん
)
のやうに、
誰
(
だれ
)
をみても、かうして
鐵
(
てつ
)
の
格子
(
かうし
)
か、そうでなければ
金網
(
かなあみ
)
や
木柵
(
もくさく
)
、
石室
(
いしむろ
)
、
板圍
(
いたがこい
)
なんどの
中
(
なか
)
に
閉込
(
とぢこ
)
められてさ
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
いたがこい(板圍)の例文をもっと
(1作品)
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