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いこじ
ふりがな文庫
“いこじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
依怙地
62.5%
意固地
25.0%
依估地
5.0%
依固地
2.5%
依恬地
2.5%
意故地
2.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
依怙地
(逆引き)
早瀬がああいう
依怙地
(
いこじ
)
もんですで。半分馬鹿にしていて、孤児院の
義捐
(
ぎえん
)
なんざ賛成せんです。今日は会へも出んと云うそうで。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いこじ(依怙地)の例文をもっと
(25作品)
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意固地
(逆引き)
温情のないあまり打ち解けない表情でそらされ、唇はやや厚くてきっと結ばれており、その様子が
意固地
(
いこじ
)
でほとんど
頑固
(
がんこ
)
とも言えるほどだった。
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
いこじ(意固地)の例文をもっと
(10作品)
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依估地
(逆引き)
さあ、そいつはまだ聞きませんでしたが、ときどき打っても
叩
(
たた
)
いても自分の本当の気持は吐かないという
依估地
(
いこじ
)
なところを見せることがありますよ。
母子叙情
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
いこじ(依估地)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
依固地
(逆引き)
が、意外にも——あるいは私達がそばで見ていたせいもあるかも知れないが——仲々素直にあやまらないのだ。彼は
依固地
(
いこじ
)
に黙ったまま突立っているばかりだった。
虎狩
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
いこじ(依固地)の例文をもっと
(1作品)
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依恬地
(逆引き)
彼が
依恬地
(
いこじ
)
に病気のことを隠していたのも、一つはこういう感情に
妨
(
さまた
)
げられたからであった。尤も一方では、二十三歳の彼には、それを打開けるのが
此上
(
このうえ
)
もなく気恥しかったからでもあるけれど。
夢遊病者の死
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
いこじ(依恬地)の例文をもっと
(1作品)
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意故地
(逆引き)
やかましく云えば
意故地
(
いこじ
)
になって家へも帰んねえようにする
彼
(
あ
)
れが気象でござりまして、あんな我儘な気象、あんたも知っての通り誠に
心配
(
しんぺえ
)
して、まア縁が切れても男の未練で
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
いこじ(意故地)の例文をもっと
(1作品)
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