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いうゑん
ふりがな文庫
“いうゑん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
幽婉
33.3%
幽遠
33.3%
悠遠
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幽婉
(逆引き)
その
夜
(
よ
)
富田
(
とんだ
)
屋の
里栄
(
さとえ
)
は、
起
(
た
)
つて地唄の『雪』を舞つた。仏蘭西の象徴派詩人の作にあるやうな、
幽婉
(
いうゑん
)
な、涙ぐましいこの曲の旋律は、心もち
面窶
(
おもやつ
)
れのした
妓
(
をんな
)
の姿に流れて
撓
(
しな
)
やかな
舞振
(
まひぶり
)
を見せた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
いうゑん(幽婉)の例文をもっと
(1作品)
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幽遠
(逆引き)
これらの
幽遠
(
いうゑん
)
な周圍のなかに、影が高く立ち、積み夜具と枕に、
雪白
(
せつぱく
)
のマルセイユ木綿の
上掛
(
うはが
)
けが白く光つてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
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(1作品)
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悠遠
(逆引き)
自分は
悠遠
(
いうゑん
)
なる人生の不可思議を胸に覚えずには居られぬので。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
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