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幽婉
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いうゑん
ふりがな文庫
“
幽婉
(
いうゑん
)” の例文
その
夜
(
よ
)
富田
(
とんだ
)
屋の
里栄
(
さとえ
)
は、
起
(
た
)
つて地唄の『雪』を舞つた。仏蘭西の象徴派詩人の作にあるやうな、
幽婉
(
いうゑん
)
な、涙ぐましいこの曲の旋律は、心もち
面窶
(
おもやつ
)
れのした
妓
(
をんな
)
の姿に流れて
撓
(
しな
)
やかな
舞振
(
まひぶり
)
を見せた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
幽
常用漢字
中学
部首:⼳
9画
婉
漢検1級
部首:⼥
11画
“幽婉”で始まる語句
幽婉縹渺