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あッち
ふりがな文庫
“あッち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
彼方
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼方
(逆引き)
留めれば留めるほど、
尚
(
な
)
お
喚
(
わめ
)
く。散々喚かして置いて、もう好い時分と成ッてから、お政が「
彼方
(
あッち
)
へ」と
顋
(
あご
)
でしゃくる。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
茫然として母が袖を顔に
当
(
あて
)
て泣くのを視ていたが、ふと何だか胸が一杯になって泣こうとしたら、「まあ、
彼方
(
あッち
)
へお出でなさい」、と誰だか袖を引張るから、見ると
従弟
(
いとこ
)
だ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
と
阿母
(
かあ
)
さんの奥様は想出したように私の方を向いて、「荷物がまだ其儘でしたっけね。今案内させますから、
彼方
(
あッち
)
へ行って荷物の始末でもなさい。雪江、お前
一寸
(
ちょっと
)
案内してお上げ。」
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
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