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あんりょくしょく
ふりがな文庫
“あんりょくしょく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
暗緑色
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暗緑色
(逆引き)
山の五合目
虚無僧壇
(
こむそうだん
)
とよぶところ、
暗緑色
(
あんりょくしょく
)
の
峡
(
かい
)
を
隔
(
へだ
)
てた向こうと、
丸石
(
まるいし
)
を
畳
(
たた
)
みあげた
砦
(
とりで
)
の
石垣
(
いしがき
)
、
黒木
(
くろき
)
をくんだ
曲輪
(
くるわ
)
の
建物
(
たてもの
)
らしいのがチラリと見える。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
改築中で
割栗石
(
わりぐりいし
)
狼藉
(
ろうぜき
)
とした停車場を出て、
茶店
(
さてん
)
で人を雇うて、鶴子と手荷物を
負
(
お
)
わせ、
急勾配
(
きゅうこうばい
)
の崖を川へ下りた。
暗緑色
(
あんりょくしょく
)
の石狩川が
汪々
(
おうおう
)
と流れて居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
檜谷
(
ひのきだに
)
いちめんの
暗緑色
(
あんりょくしょく
)
な
木立
(
こだち
)
のあいだから、白い
硝煙
(
しょうえん
)
が
湯気
(
ゆげ
)
のようにムクムクと
大気
(
たいき
)
へのぼる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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