“あまがけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アマガケ
語句割合
天翔83.3%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我はかく衆を超えて鷲の如く天翔あまがける歌聖の、うるはしき一族のあつまれるを見たり 九四—九六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
魂の壮観!(夢幻的になる)霊はいま高く高く天翔あまがけって、人間界の限りを越えようとしている。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
その怨みを報ぜんために雷神となって都の空をあまがけり、鳳闕ほうけつに近づき奉ろうと思っている、此の事は既に梵天ぼんてん、四王、閻魔えんま帝釈たいしゃく、五道冥官みょうかん、司令、司録等の許しを得ているので
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
が、曲者は空をあまがけったか地にもぐり込んだか、今度も見附からずじまいであった。