“あはれさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
哀切50.0%
憫然50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或(あるひ)は飲過ぎし年賀の帰来(かへり)なるべく、疎(まばら)に寄する獅子太鼓(ししだいこ)の遠響(とほひびき)は、はや今日に尽きぬる三箇日(さんがにち)を惜むが如く、その哀切(あはれさ)に小(ちひさ)き膓(はらわた)は断(たた)れぬべし。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
猶其上に道理無き呵責(かしやく)を受くる憫然(あはれさ)を君は何とか見そなはす、棄恩(きおん)入無為(にふむゐ)の偈(げ)を唱へて親無し子無しの桑門(さうもん)に入りたる上は是非無けれども、知つては魂魄(たましひ)を煎らるゝ思ひに夜毎の夢も安からず
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)