“あしべ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アシベ
語句割合
葦辺40.0%
芦辺20.0%
蘆戸20.0%
蘆辺20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蟹の味噌強く噛みしめはしけやし夏は葦辺あしべの香にせてけり
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
この囃子はやしが私は大好きだった。鉦と太鼓でチキチン、コンコン、といった調子が連続するのだ。それから芦辺あしべ踊りとか都踊りの囃子も大好きだった。
楢重雑筆 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
片葉かたはあし 和歌津わかつや村の北の入ぐちにあり是また蘆戸あしべの遺跡也すべて川辺のあしは流につれて自然と片葉となるものあり又其性を
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
万葉の中には「田子の浦ゆうちいでて見れば真白にぞ不尽ふじ高嶺たかねに雪はふりける」「わかの浦にしお満ちくればかたをなみ蘆辺あしべをさしてたづ鳴きわたる」
人々に答ふ (新字旧仮名) / 正岡子規(著)