“あきさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
秋沙33.3%
秋寂33.3%
秋沙鴨33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまわた秋沙あきさきてむそのかはなみつなゆめ 〔巻七・一一二二〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
秋沙あきさ」は、鴨の一種で普通秋沙鴨あいさがも小鴨こがもなどと云っている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
可恐おそろしく蛇ずきの悪戯いたずらで、秋寂あきさびた冷気に珍らしい湯のぬくもりを心地よげに出て来る蛇を、一度に押えてせっちょうして、遁げ込む石垣の尾を二疋も三疋も、引掴ひきつかみ、引掴ひッつか
冬いまに居つく秋沙鴨あきさか波切の汭渚うちすの潟に数寄る見れば
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)