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あかとんぼ
ふりがな文庫
“あかとんぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
赤蜻蛉
93.9%
赤蜻蜓
4.1%
紅蜻蛉
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤蜻蛉
(逆引き)
一廻り
斜
(
ななめ
)
に見上げた、
尾花
(
おばな
)
を分けて、稲の
真日南
(
まひなた
)
へ——スッと低く飛んだ、
赤蜻蛉
(
あかとんぼ
)
を、
挿
(
かざし
)
にして、小さな女の
児
(
こ
)
が、——また二人。
若菜のうち
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あかとんぼ(赤蜻蛉)の例文をもっと
(46作品)
見る
赤蜻蜓
(逆引き)
嬉しいのうと
悦
(
よろこ
)
んでそのまま
戸外
(
おもて
)
へ駈け
出
(
いだ
)
し、珍らしゅう暖かい天気に浮かれて
小竿
(
こざお
)
持ち、空に飛び交う
赤蜻蜓
(
あかとんぼ
)
を
撲
(
はた
)
いて取ろうとどこの町まで行ったやら、ああ考え込めば
裁縫
(
しごと
)
も厭気になって来る
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
あかとんぼ(赤蜻蜓)の例文をもっと
(2作品)
見る
紅蜻蛉
(逆引き)
竹のまばら垣に藤豆の花の紫がほかほかと咲いて、そこらをスラスラと飛交わす
紅蜻蛉
(
あかとんぼ
)
の羽から、……いや、その羽に乗って、糸遊、
陽炎
(
かげろう
)
という光ある
幻影
(
まぼろし
)
が、春の
闌
(
たけなわ
)
なるごとく、浮いて遊ぶ。……
夫人利生記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あかとんぼ(紅蜻蛉)の例文をもっと
(1作品)
見る
“あかとんぼ”の意味
《名詞》
あかとんぼ【赤蜻蛉】
トンボ科アカネ属のトンボの総称。
以前の意味で、海軍の練習用機の俗称。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
あかあきつ
あかとんぼう