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あおじま
ふりがな文庫
“あおじま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
青縞
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青縞
(逆引き)
大きい
銀杏
(
いちょう
)
の木が五六本、その幹と幹との間にこれから織ろうとする
青縞
(
あおじま
)
のはたをかけて、二十五六の
櫛
(
くし
)
巻きの細君が、しきりにそれを
綜
(
へ
)
ていた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
彼の
酒窶
(
さけやつ
)
れのある苦ッぽい顔や、頭の大きさに比較して細い
髷
(
まげ
)
や、こげ茶の絹の羽織や、
青縞
(
あおじま
)
の何時も書画会につけて出る
袴
(
はかま
)
や、何気ない風采を作っている箇々のもの迄が、みな
梅颸の杖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
学校から村を抜けて、
発戸
(
ほっと
)
に出る。
青縞
(
あおじま
)
を織る
機
(
はた
)
の音がそこにもここにも聞こえる。色の白い若い先生をわざわざ窓から首を出して見る
機織女
(
はたおりおんな
)
もある。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
その間に
青縞
(
あおじま
)
の
市
(
いち
)
のたつ
羽生
(
はにゅう
)
の町があった。
田圃
(
たんぼ
)
にはげんげが咲き、
豪家
(
ごうか
)
の垣からは八重桜が散りこぼれた。赤い
蹴出
(
けだ
)
しを出した
田舎
(
いなか
)
の
姐
(
ねえ
)
さんがおりおり通った。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
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