“あいわか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相分50.0%
相判16.7%
相解16.7%
相訣16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
開闢かいびゃく以来今日に至るまで世界中の事相じそうるに、各種の人民相分あいわかれて一群を成し、その一群中に言語文字を共にし、歴史口碑こうひを共にし、婚姻こんいん相通じ、交際相親しみ、飲食衣服の物
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
呉一郎殿がまことの狂気かいつわりかが相判あいわかりますることが、罪人となられるか、なられぬかの境い目とうけたまわりますれば、何をお隠し申しましょう……。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ヤッ……わかったわかった。重々相判あいわかった……つまりその少年の精神状態を回復さしたら、その絵巻物を見せてくれた人の顔や姿を思い出すだろう……だからその記憶を
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ことに母者人ははじゃびとあきれ半分に感心し、セニョルの誠実相解あいわかった! と古風に手を打ったりして、あとはすらすらと事が運び、間もなく神の意思に花が咲くといった経路だ。
(十二) 孔子は死後、魯の城北ののほとりに葬られた。弟子皆に服すること三年、相訣あいわかれて去ろうとする時に非常に悲しんで、また留まる者もあった。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)